シンタックススタイルのファイル関連付け

ファイルを開いたとき、CotEditor は自動でそのファイルの種類を判定して適切なシンタックススタイルを適用します。

このとき、どのシンタックススタイルが適用されるかは、各シンタックススタイル定義内で設定された「ファイル関連付け」の情報を元に決定されます。

ファイル関連付けの優先順位

CotEditor は以下の順序で最適なシンタックススタイルを捜査します。

  1. ファイルの拡張子
  2. ファイル名
  3. ファイル内の1行目のシェバン
  4. XML 宣言
  5. なし

拡張子やファイル名など同じレベルで複数の対応スタイルがあった場合は、バンドルされたプリセットのシンタックススタイルよりもユーザのカスタムスタイルが優先されます。さらにその中でも複数の対応スタイルがあった場合は、自動的に最初に見つかったスタイルを適用します。

ファイル関連付けのコンフリクト

バンドルされているシンタックススタイルにファイル関連付けのコンフリクトはありませんが、ユーザが独自にスタイルを追加した場合や、バンドルされているスタイルのファイル関連付けを変更した場合はコンフリクトがおこることがあります。現在ファイル関連付けのコンフリクトが発生しているかどうかは、環境設定の「フォーマット」ペインにある「ファイル関連付けのコンフリクトを表示」から探すことができます。この項目が選択不可能になっているときは、ファイル関連付けのコンフリクトは発生していません。

ファイルを期待するスタイルで開くことができているかぎりは、ファイル関連付けのコンフリクトを放置しておいてかまいません。

関連項目